
お盆ではご先祖様をお迎えして一家のだんらんをお見せして、心安らかにあの世へお戻りいただく。そんな中でこの物語を読みました。
背中にハートの模様がある黒ぶち猫、名前はポオ。主人公ルイが生まれる前から、家族の一員として、ポオはママと最高のパートナーでした。ルイを温かく迎え入れたポオはルイとの時間を共有しますが、ポオは天国へ旅立ち、ルイはひどく悲しみます。ものがたりを書く仕事のママはルイのために3つのストーリーを提供します。そこで、ルイの感じたことは・・・。
命あるものが何度も転生し、命あるものに生まれ変わるという輪廻転生の考えを想起し、「死」を恐れず、今の「生」をより良いものにしようとメッセージが伝わりました。また、命あるものはすべて平等であり、命の大切さもルイは感じたことでしょう。愛する者の死は哀しいですが、その人の生があったからこそ、自分の生も魅力的になったという思いも滲み出ていました。